<以東岳(朝日連峰)>
その2へ
登山日:2006/07/29〜30
形態:Sさん、Tさん、Eさん、Kさん、エンタシス。
天候:29日はほとんど雨。オツボ峰あたりからぐんぐん天気が良くなってくる。
登り:特に参考にならないのでカットいたします。
下り:
メーリングリストの東北の山の会ではその名も有名な中年登山隊。数々の登山録をメールをはじめ、
HPやブログなどに掲載している。今回お誘いを受け飛び入り参加となる。オフミでお会いしたり
メールでやりとりしていたので初対面の方もいらっしゃいましたが、変な緊張感は全くなかった。

それにしてもこの雨である。7時間も8時間も雨の中を景色も望めなく歩くのは辛いものがあり、
皆に不参加メールをしてしまった。(後で後悔、よくあるパターン)
ところが、隊長のとにかく行ってみようの再メールに目が覚めた。
中年登山隊を甘く見てはいけない!
中年の意地(?)、仕事を持ち限られた時間への執念、山に触れることで得られる安らぎを求めて、
そして、とにかく俺はついてゆくという仲間意識の強さ・・・それぞれの思いが今回の登山に
交差していた。中年は何かと執着があり、それが生きがいとなっている場合もある。 
はたして中年登山隊の場合はどの程度・・・?
↓泡滝ダムから雨のなか黙々とまた、なんとなく楽しげに歩いてきた。
 このなんとなく“楽しげ”が、どうしてなど問いかけることもなく、
 “楽しげ”をそっと手のひらの上で転がして遊んでいる感覚・・・、
 (この辺の微妙な感覚が分かると中年に合格です)
 そして、この大鳥池。稜線はガスで霞んでいたが水面は遠く視界がきく。
 ここの紅葉はすばらしいだろうと景色を見ながらあれこれ思いにふける。
 (この“ふける”、中年としては忌み嫌う言葉であります)
 
 タキタロウ山荘玄関で昼食。

 玄関前の草むらで野ネズミ(?)を発見。これが丸々して小さくて可愛らしい。
 中年とは思えないネズミを見る隊員のこどものような笑顔。(気持ち悪いなど
 間違っても思わないでください)。
 この笑顔がガスで煙る大鳥池を明るくしていたのは間違いない。
 
 この世にハムスターがいなければこのネズミが第二のハムスターに
 なっていたと、このネズミに訳もなく賞賛を捧げる。
 
 
-
*一眼レフは雨に非常に弱い。
(自分と同じだ、だから親近感が
あるのか、妙に納得する)
それで今回、コンパクトカメラを
持ってきた。
結局これが失敗だった。

コンパクトカメラ〜小さくて
軽くズームも出来て高機能で
一世を風靡したが今は
忘れ去られている。
この“忘れ去られている”という
言葉の響き、中年登山隊の
誰もがまたしても忌み嫌う
言葉であります。
(皆に確認はしていませんが)
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